書きたい事多くて続きです。
◆フェニックスの闘う動機について
今回、アリステラから、フェニックスは同士だという発言が見られました。
神に憎しみを抱いている、という共通点があるそうです。
フェニックス達は確かに邪悪の神にそそのかされて王位争奪戦に参加し、結局は偽王子として敗北してしまった。
そそのかした神をそこまで恨んでいるかというと、まぁ微妙である。
結局今回も邪悪神の忠告を受けたからこそ、キン肉マンの援護または地球や超人界の守護のために駆けつける事ができたのだから。
運命の王子達が、それぞれの体の模様や色の変化が起きるのは、邪悪神と同化していた時の名残や残留思念から変身できたものと推測でき、フェニックスマンがスーパーフェニックスになるためには、邪悪の神の恩恵が大いに関係している。
ましてやその強大な力や、今作での精神的な大きな成長は、キン肉マンとの戦いがなかったら到達できない事であり、きっかけをくれた邪悪神にそこまでの恨みは無いのではないでしょうか?
邪悪神からオメガ達の目的を聞き、オメガを止めるためには排除するしかないと判断した運命の王子達。
キン肉マンにその割り切った判断は無理だと感じ、代わりに闘う役を買って出たフェニックス。
とにかくカッコ良かったです!!
知性の申し子でありながら邪悪神との同化を拒み、目的遂行という大義があるのに魂を売らなかったフェニックス、実にカッコイイ!!
運命の王子達に惚れ直してしまいます!
◆超人強度について
今回も面白い裏設定がたくさん出てきましたが、ここですね、気になる所は。
読者達が子供時代の頃、この力の数値化というのは作品を盛り上げる非常に重要なステータスでした。
うっほはカードダスやドラクエFFロマサガ等の世代だったので、数値化に心踊らされておりました。
スカウターなんかもその代表例ですが、超人強度もまたその先駆けでした。
ウォーズマンが正義超人最大の100万パワーで、超人オリンピックでその力を持って猛威をふるった所で、それを上回る1000万パワーのバッファローマン襲来!
そこから超人強度は加速を続け、2800万ネプチューンマン、5000万ネプチューンキング、運命の王子はなんと1億パワー!
1億パワーを天井に、超人強度のインフレは終息を迎える。
(スキーマン・・・)
キン肉マンの友情パワーによる火事場のクソ力は7000万パワーにも及び、超人強度が高いから強いという常識を打ち破り、読者にも勇気をくれた。
インフレが行きすぎたり、超人強度による勝敗が関係なくなったため、二世では超人強度の設定は軽視され、読者であるうっほもまた、「無くても問題ない」と思っておりました。
(キャラの超人強度設定が残っているくらいが丁度いい)
が、今回はそんな超人強度の設定にメスが入ることに!
再び超人強度設定の見直し、大丈夫でしょうか^_^??
そんな超人強度の差を使った戦法とは如何なるものなのでしょうか?
過去に使われた超人強度利用法としては、
◆返し技
◆基礎パラメーター変化
◆HP回復
がありましたね。
バッファローマンがバスター返しをした時には10倍の超人強度を必要とするという計算式が出され、1000万パワーを持って実現させた。
ニンジャの順逆自在の術も「最低500万パワーが必要」と分析され、返し技には相手を上回る超人強度が必要とされていた。
基本的なパラメーターの変化は攻撃力であったり防御力、スピードがあります。
ウォーズマンのフェイバリットのパロスペシャルも、バッファローマンには全く通用せず、超人強度の差がものを言いました。
0パワーに変化させた際は姿が見えなくなり、素早さも尋常じゃないものになったり、超人強度を調節できれば、戦術の幅が大きく広がります。
自分の超人強度を相手に与える事で、回復や蘇生をする事もできましたが、最近ではその能力は消え失せたようです。
仲間が瀕死になっても誰も超人パワーを与えようとしません。
やはりこの中では返し技が主な戦術に関わりそうですが、もっと新しい可能性をアリステラが見せてくれるかもしれません。
そんなアリステラに、知性溢れるフェニックスが
マッスルリベンジャーのセットアップに入り
2倍の速さで技を仕掛けて190万パワー!
2倍の頭突きを加えて380万パワー!
2倍の硬度にすることにより760万パワー!
筋肉の柔軟性を2倍にすることにより1520万パワー!
そして通常の2倍の高さまで打ち上げる事により3040万パワー!
回転を加える事により通常の3倍の威力になり、オメガマン、お前を上回る9120万パワーだ!!
マッスルリベンジャー!!!
なんて事に、ならないですかね(笑)
シルバーマンから、マリポーサを黒コゲにした怒りの光が飛んでくるとかこないとか・・・