『ゲッパーランド』
キン肉マン二世の世界において、悪魔将軍(恐怖の将)が自らの肉体を復活させるため、悪魔超人の世界を再興するため、兵士として作り上げた『悪魔種子(デーモンシード)』の一人。
フランスに生を受けたとある醜い半魚人の超人は、その醜さ故に人間から迫害を受けていた。
そこに謎の水晶があらわれ、半魚超人に語りかける。
「人間に復讐したいならこれを手にしろ」
それは超人の肉体を活性化させる悪魔の水晶「ジェネラル・ストーン」だった。
迷わずにその水晶を手にした半魚超人は、水晶を体内に取り込むことにより、見た目が大きく変わり、性格も豹変してしまう。
それがこの超人『ゲッパーランド』なのだ!
元々の水棲超人の身なりに違うことなく、水場での戦闘を得意とし、水中戦でノーリスペクト・鬼畜のハンゾウをK.O.直前まで追い込むが、ニンジャの亡霊によって正義を心得たハンゾウの釣鐘割りによって敗北する。
その後は、敗北した悪魔超人として、恐怖の将の制裁により殺害されるが、偶然(?)にもハンゾウを道連れにする。
半魚超人ながら、シャープで機械的な外見は格好良くて好きですが、戦術が肉弾戦というよりも遠距離中心のトリッキー戦法が多いため、戦い方はあまり好きではない。
ただ、醜さ故に人間から迫害をうけ続けていたという設定は、同情するしかない。
ジェネラルストーンを受けなければ迫害のままの生き地獄。
悪魔と契約を交わしてでも現状を変えたいと願ったために悪魔に殺されたゲッパーの末路。
それでも彼の魂は救われたんでしょうか?
全キャラの中でも、ヒカルドとゲッパーの事を考えると、胸が痛くなります。