うっほ!
うっほ!!
うっほです(^-^)ニクッ
今週掲載の読み切りは
『キン肉マン超人列伝・ウルフマンの巻〜土俵上の士(もののふ)〜』
です。
キン肉マンが王位継承戦を勝ち抜き大王に即位してキン肉星に帰還した日本では、ウルフマンの引退・断髪式が行われていた。
せっかくの断髪式だが、アイドル超人で参加したのはジェロニモのみ。
他のアイドル超人達は歴戦の傷を癒す為にメディカルサスペンションに入り、傷が癒えるまで強制的に収容されていた。
ウルフマンは左足が限界を迎えており、メディカルサスペンションでも回復の見込みがないため、苦渋の決断として引退を決めたのだ。
関係者がマゲにハサミを入れて行き、断髪式が終わると、超人相撲協会と宇宙超人委員会より『永世超人横綱』の称号がウルフマンに贈られた。
しかし、そこに異議を申し立てる乱入者が!!
世界超人相撲ファイティングスピリッツ10連覇の無敵相撲超人『ブラック・シップ』だ!!
最強の自分との対戦を避け続けているウルフマンが永世横綱を名乗る事に納得がいかないブラックシップはカナディアンマン、スペシャルマン、ミートをボコボコにする。
友を傷つけられたウルフマンは引退する前の最後の戦いのために立ち上がったのだ。
ストーリーの前半はこんな感じです(^^)
そんなわけで前半の感想を。
メディカルサスペンションが出てきているので、これは王位争奪編から完璧ラージナンバーズ襲来の間の話になります。
断髪式では、キューブマンとウルフマンのやりとりが見どころ。
「お前にくらった張り手が、超人レスラー人生で1番痛い技だったぜ。」
「まだ頑丈そうな体なのに辞めてしまうとは、惜しいな・・・」
キューブマンの見た目に反してイケメンな口調、いいですね(^^)
その言葉を噛みしめるように、ウルフマンの回想に行く流れもGOOD。
ウルフマンの左足は長年の戦いで靭帯とアキレス腱は何度も断裂し、とはやこれ以上の手術は不可能だとドクターに診断された。
左足をかばう右足も悪くなっている事も自覚があり、不本意ではあるが、一線を退いて若手育成のために親方となることを決意したのだ。
そして断髪式に来ていたウルフマンの父親と弟。
これがまた似てない似てない
もうモヤシという言葉がよく似合うくらいのひ弱そうな親父である。
(千代の富士のリアル家族をモチーフにしていたとしたら、スミマセン)
また、重要な式典だというのにスーツのセンスが非常にヤバイ。
キン肉マンでも着ないようなヤバいデザインのスーツ。
このセンスも実際の九重親方の父親をモチーフにしてたら、スミマセン。
そしてウルフマンの過去、青森駅から夜行列車(?)で上京し、超人レスラーとして修行する日々が描かれている。
超人レスラーって、キン肉マンやテリーマン、ロビン、ブロッケンがそうであるように、親からの遺伝子を受け継いでレスラーをしている者がほとんどだと思っていたのですが、ウルフマンの親父はモヤシでしたので、隔世遺伝なのか、母親の遺伝子なのか、はたまた一代で超人レスラーとして大成したのかは謎ですが、ウルフマンの並々ならぬ努力を垣間見る事ができました。
そういや回想にいた母親が、断髪式に参加していませんでしたが、どうしたんでしょうね?
断髪式ではジェロニモとのやり取りもなかなか良かったです。
ジェロニモにとっては2度目の断髪式でしたね。
そしてカニベースの番なり、自前の手のハサミで断髪しようとしたら、焦って全部切ってしまい、カレクックとキューブマンにストンピング食らうシーンも、なんかウルフマン登場時のキン肉マンを垣間見れて良かったです(^^)
次回は後半、ブラックシップとの戦いの感想をお届けします。