ロールシャッハ・インフリューエンス
マリキータマンの使う精神攻撃。
考察するに、この技がマリキータマンの中で1番恐ろしいもの。
見た身のギミックとして似たような技では、ダルメシマンの『スペクル・コントロール』がある。
体のブチ模様を自在に操る事により、物質の形を変形させるという特殊な能力であった。
顔に移動させれば顔が変わり、腹に移動させれば腹に空洞を作り出したりしており、『部分的な変身能力』であった。
模様を集めて鉄球にして発射する事も可能であった。
(スペクルボム)
ロールシャッハ・ドットでは模様は動かせるものの、実体化する事なく影のように滑り動くだけでした。
変化させるのは精神。
能力として似ている技では、ガンマンの『真眼(サイクロプス)』がありました。
相手の嘘を見抜き、無理やり真の姿を引きずり出すという恐ろしい技でした。
これは変身していたり、嘘をついている事を見抜く能力でしたが、マリキータマンの技は無意識の深層心理を浮き上がらせて無理やりそれを呼び起こす能力。
つまり相手は嘘をついているわけでも隠しているわけでもない心の奥底の傷を無理矢理引き出される点で、精神的なダメージはこちらが上でしょう。
ロールシャッハインフリューエンスでは相手の深層心理を体に纏うという予備動作がありましたが、このゼブラマリキータマンも格好良かったですねぇ〜。
カレクックの黒い炎も纏た柄も見てみたかったです。
本編で戦闘中のブロッケンJRが1番苦戦するのがこの技かと思いますが、ブロッケンが自分の深層心理をどう克服するのかが楽しみです。
追記。
上の考察は◆第290話『平静の張り手!!』の巻の配信前に書いた記事であり、現在はブロッケンjrの深層心理は暴かれてしまいました。
ブロッケンの深層心理はソルジャーというガチホモ心理であったわけですが、ただただ単純に仲間の事を心から信頼し、助けを求め、助けてあげようという純粋な絆でした。
考えている事も深層心理も同じだからこそ、マリキータマンは裏を読めず、精神的な弱さを突けず、ツープラトンを食らってしまいました。
ブロッケンらしい正面突破でした(^^)