さて、今週の感想です。
なんだか今回は個人的にイマイチな回でした。
その辺の説明を。
◆マッスルリベンジャーについて
臨場感が無かった。
特に、アリステラがもがくシーンがサラリとしていて、いかに1億パワーのマッスルリベンジャーが凄いかが伝わってこず、何回か読み直してしまいました。
「ここで技を切り返せば・・・ハズれんっ!!?しまった!神の力がこれほどまでとはッ!!」
「グオオオオオオォオオォ!!俺には・・・オメガの星を救うという使命があるというのに・・・」
「!?」
「ルナイト!ヘイルマン!ギアマスター!お前たち!!」
みたいな感じなら納得できたんですが(´・ω・`)
◆アリステラの賭けについて
アリステラは1億パワーの相手と対戦する事により、自分の力をより強大なものにしようとしていた(それがアリステラの特異性か?)。
だが、結果を見たら完全にヘイルマン達の友情パワーに助けられた展開。
アリステラ自身も彼らの奇跡にビックリしていた事から、完全に想定外の展開だったようだ。
じゃあお前どうやってマッスルリベンジャーを返そうとしてたの(´・ω・`)??
それで賭けが成功したとかぬかしているケド、そんなん賭けでも作戦でもなんでもなくね?
ドヤ顔のアリステラに疑問が消せません。
作戦と呼べるとしたら、セットアップ前に脱出する仕草があった事か。
◆友情パワーについて
ヤツらの友情を感じるシーンがあったか?
主従関係の方が優っている感じで。
正義超人のソレとは異なるものと感じました。
ヘイルマン達が友情に目覚める事は100歩譲ってアリかもしれないけれど、友情のカケラも感じられないアリステラが使用できる事に説得力が足りない。
口ではキツく言っていても、六鎗客の仲間の事を凄い信頼し、大切に思っているような描写でもあったら別なんですが。
友情パワーを使うに当たって、マリキータマンとパイレートマンが置いてけぼりにされた事も納得がいかない。
アリステラのピンチに、叫んで応援するような気概があったら、アリステラの発光に説得力がつくんですけどね。
同じ理由で、タイトルの『オメガケンタウリの四鎗客』ってのも気に入りませんでした。
どうせなら『六鎗客』じゃないと!!
文句言いあっていても信頼しあえる仲間。
ハドラー親衛騎団みたいな関係性なら、もっと魅力的な集団になるんですけどね。