試合を盛り上げるのが上手い。
前回はプラスの性質を考察しました。
声を出して盛り上げたり、技や性質の解説をしたりする点です。
これにより試合は活力が出て、面白さを増します。
しかし、キン肉マンという作品は念押しの念押しのさらに念押しという、良くない流れが存在します。
キン肉マン2世の世界でよく見られたのですが、
古傷やトラウマなどの、わかりきった過去の出来事を1から説明をするという、ファン殺しの地獄説明会。
説明会自体はいろんな漫画でもみられるんですが、その説明会が長い長い。
やっと終わったら、地獄説明会2が始まったりと、もう最悪の展開になる事もしばしば。
そのヘイトが、その役割をする奴に向けられるから、キン肉マンやミートくん、ロビンマスクや万太郎、イケメンマッスルにジャクリーン、委員長にキン肉真弓、二階堂凛子などのキャラが嫌いになる嫌いになる・・・。
その点、墓守鬼は過去の栄光など何も無いキング・オブ・モブ!!
多少クドイ解説でも気にならなーーい!
上記のキャラならイラッとするリアクションも気にならなーーい!!
外野としては最高の役割をしてくれたと思います。
余計な事を足さないマイナスの性質が、鬼の魅力でした。
キン肉マンを読んでると、トラウマ系の話が出たときに心の中で
(誰も余計な事言うなよ〜 そんなんみんなわかってるんだから、無駄に展開を引っ張るなよ〜 新規の読者は聡明だから、わからない点は過去の話を自分で調べますよ〜)
とか考えてしまって、読みながら胃が痛くなることもあるんです。
今後の外野キャラは、みんなこの鬼を見習って欲しいもんです。
まぁ、たまにイラッとしますが(笑)